流通・小売業のためのソリューション

顧客収益性

重大な販売計画に関する意思決定を単なる直感や過去のレポートに基づいて行うのでは、期待通りの成果が出せません。顧客の期待レベル以上の商品政策で、販売活動の収益率を最大化する方法が必要です。そのためには需要や顧客の購買行動、商品区分ごとの販売成績に関する有益な情報を提供するシステムが必要になります。ここで重要なのは、このような情報を一つの情報源から入手できるようにすることです。情報源が一つであることで情報へのスピーディなアクセスと活用が可能になり、収益アップにつながる販売計画の決定が可能になります。

しかしながら、小売業はビジネスの状況変化が非常に早く、1回の週末の売上がその月の収入を左右することもあります。分析システムは企業のすべての部署が課題発生をスピーディに察知して対応し、競争の勝敗を瞬時に判断し、今後の収益につなげる機能を提供しなくてはなりません。

小売業界では従来、単純なクエリとレポート・ツールを本能や直感と組み合わせて使用しながら、販売活動と顧客の購買活動についての考え方を構築してきました。しかし最適な回答を出すことはほとんど不可能でした。事後の判断のほうが有用な洞察力や先見性を得られるという期待から、単純な業務データや取引データによって将来の成果を判断する小売業はまだまだ多いのが現実です。しかし取引回数を把握してもそれぞれの取引に至る理由、結果に影響を与えた要因は何か、将来の実績を最適化する方法などを把握することとはできません。表計算ソフトを使って業務の基本的なことは理解できますが、企業として先見性を持ち、差別化を図り、持続可能な企業に成長するために必要な答えを出すことはできません。

具体的なソリューション

NectoおよびNovaViewの活用によって、過去の仕入や売上から取引パターンを分析し、その情報をもとに将来の仕入を計画することが可能になります。商品と購買の相関関係を分析、顧客のニーズを先読みし、新しい価値を生み出します。この機能によってクロスセリングやアップセリングの商機が最大化し、主要な商品について、曜日、時間などを考慮した顧客の購買行動に基づく最適な商品配置ができます。

NectoおよびNovaViewは高度なマーケットバスケット分析が可能であり、主にクロスセリングの機会を特定する目的で、同時に購入される(あるいは購入されない)商品の把握に役立ちます。またPOSデータのスキャナからトランザクション・データが生成され、これをデータウェアハウスに取り込んで販売戦略、店舗内の商品配置、棚の割り当てなどを決定します。BIツールを使って商品の特徴をドリルダウンし、基礎となるリレーショナルデータストアからその商品と関連するマーケットバスケット分析結果を自動的に読み出すことができます。

マーケットバスケット分析の例として最も一般的なものに、木曜の夜に若い父親が紙おむつと缶ビール6本パックを同時に購入するという分析結果があります。一見するとこの分析結果は取るに足りない情報のようですが、実はクロスセリングやアップセリングをする上で適切な商品配置に役立ちます。

三角二つ矢印前ページへ戻る