BeyeNetworkは最近、セントヨセフ大学と共同で行った調査の結果を発表しました。ビジネス・インテリジェンスに精通した79 名の担当者から、企業によるBI テクノロジーの信頼度について、実態の把握につながる回答を得ました。
今回の調査「ビジネス・インテリジェンスの現状」についての回答者は、全員コミュニティサイトBeyeNetworkのメンバー、または、ビジネス向けに特化したSNSであるLinkedIn上のデータウェアハウジング・インスティテュートのビジネス・インテリジェンス、およびデータウェアハウジング・ディスカッショングループのメンバーです。
BeyeNetwork に寄稿するリチャード・ハーシェル氏によると、調査の主な目的は、世界中の企業がBI 展開をどのようにとらえているかを具体的に追跡し、把握することでした。
自社の BI 展開に関して説明を求めたところ、従来のモデルからセルフサービスBIにシフトしていることが、企業の回答から明らかになりました。1/3の企業が、ほとんどのプロジェクトはBI担当部署が対応しているが、特定のニーズに対応するためにビジネスユーザーもBIツールを活用していると回答しました。一方、BI担当部署がすべてのプロジェクトを処理し、結果を経営サイドに伝達しているという回答が26パーセントでした。
やや悲観的な見方としては、25 パーセントが「BI の性能は不十分である」と回答しています。
とは言え、自社のBI 展開の成果に満足している企業では、上級レベル経営陣によるこのソリューションへの信頼性が高いことが共通点としてあげられます。多くの場合、経営幹部や上層部がBIプラットフォームを使用すると、ソリューションの成果やビジネスユーザーからの支持に直接的に影響を与える場合があることは、多くの専門家の一致する意見です。
研究グループでは、意思決定に際し、経営上層部がどの程度BI ソリューションの分析結果を信頼しているかを質問しました。 「全体のおよそ半分」あるいは「ほとんどいつも」と回答した人の割合は合わせて60 パーセントでした。また10 パーセントは、意思決定において「常にBIの分析結果を活用している」と回答しています。
BIの分野が次の1年間でどのような方向へ向かうかについての質問では、SaaS ビジネス・インテリジェンスの需要が若干増加すると予測した回答は 22 パーセント未満でしたが、BI サービス全体の需要が大幅に増加するという回答は30.8 パーセントでした。また、全体の50.8 %が ソーシャル・ビジネス・インテリジェンスの統合が今後、若干、あるいは劇的に増加すると予測しています。
先月リリースされたInformation Management のリポートによると、全体的なBI運用の成否を決定する主な要因は、展開の具体的な目標を設定しておくことです。BI プロジェクトがうまくいかず中断する理由は、多くの場合、実行途中で方向性を失い、軌道を逸脱するためであると言われています。
ソース:
BeyeNetwork