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2016.11.17

医療機関で活用する統制型BIのメリット
Panorama Software BI Blog より


 スマートデータアナリティクスやBIを活用することは、一般的なことになりつつあります。特に医療業界では活用が進んでおり、医療機関のうち57%が患者の治療改善のためにデータアナリティクスを導入しています。また 全体の46%が病院全体のデータを分析するアナリティクスを導入して日次の業務成果を改善しています。

 

 実際に医療機関はBI業界において主要なユーザーの地位を占めています。医療機関は膨大な量のデータを生成していますが、法的な規制があるため、データセキュリティを確保しながら分析をするためには最新鋭のBIが必要になります。医療機関のデータ量とその将来性がどのようなものかを知るために、少し数字データを調べてみましょう。アイオワ大学のカーバー医科大学による研究では、医療データは2020年までに、およそ73日ごとに倍増するといわれています。医療のデータは2020年までに現在の50倍にもなると予測されています。この膨大なデータの増大は世界16,000以上もの医療機関が患者についてのデータを収集しているためです。490万人の患者が遠隔監視装置(Fitbitなどのウェアラブル装置を含む)を使用しており、患者のモニタリング装置は毎秒平均1,000の測定値を生成しています。

 ではデータアナリティクスを使って分析することのメリットについて考えてみましょう。患者のストリーミングデータを分析することによって死亡率を20%削減できる可能性があります。データ分析を実行している医療機関のうち、82%の病院が患者の治療が改善し、63%の病院が再入院率が減少したと答えました。また、治療後の全体的な健康状態が改善したという医療機関が62%でした。さらに、財務系帳票の作成機能が改善したと答えた医療機関が54%、病院の業務運営が改善したという医療機関は50%、経営陣の意思決定が改善したという医療機関は49%でした。

 多くの医療機関は患者の治療と業務効率の改善のためにデータアナリティクスを導入しています。スマートデータアナリティクス、あるいはBIツールは、生成される膨大なデータの分析に役立ちます。このデータは運用コスト削減、患者治療の質の向上、発症(病)の傾向を特定したり、分析によって死亡率の減少に繋げることすら実現しています。サードパティのデータソースと病院のデータを統合して分析し、全国平均の基準と比較するベンチマーク評価を実施することも可能です。院内の指標と全国レベルの指標を比較して診療プロセスの修正や業務を改善することができるようになります。

 また 医療データは予防医療にも活用できます。例えば、伝染病予防には、人々の移動データを携帯電話の位置情報で解析して、エボラウイルスなどの拡散を予測することが可能です。こうすることでどの地域に治療センターや要員を緊急に配置する必要があるかどうかを判断することもできます。また新しい傾向としては「オーダーメイド医療」があります。これは個々の患者の固有の遺伝的特徴に合わせた医療を行うということです。オーダーメイド医療は、患者の遺伝的特徴や生活習慣に関する情報をまとめて分析することによって行います。このデータを他の多くの人のデータと合わせて分析して疾病のパターン分析にも活用できます。

 どのようにBIを活用すればよいでしょうか?

 医療機関ではデータを分析することによってさまざまなメリットが得られます。以下に20項目の活用方法をご紹介します。BIツールはそれぞれの医療機関のニーズに対応できますので、このほかにも多くのデータ分析の活用やメリットがあり、項目はもっと多くなるでしょう。ITが管理統制する(全社)統制型のBIツールを使うと以下のような項目が可能になります。
 1.複数のデータソースに接続し、しかも安全な環境でデータを分析できる
 2.表面に現れにくい洞察を発見し、全体的な業績の向上ができる
 3.どの程度のコストの時にどの程度の収益が得られるかの分析ができる
 4.診療科、あるいは専門領域ごとの課題は何なのかを把握できる
 5.美しく、ビジュアルにもわかりやすいダッシュボードを職員が使用できる
 6.洞察を自動的に取得し、これを容易に行動に転換して患者治療の質を向上させる
 7.資源、要員を正確に配分する
 8.新しいプログラムや取組みの影響を評価する
 9.患者の待ち時間、病床回転率、看護士回転率、1日の時間帯別や曜日別の患者数などのKPIを測定する
 10.地理的情報のアナリティクスを活用して地域ごとのデータを他の病院と比較
 11.病院ごと、地域ごとの診療や手術のコストを分析、比較する。
 12.リポートや通知を自動で生成して医師、看護師の生産性を改善、医療従事者の書類作成の時間を削減して患者の治療により専念できるようにする
 13.もっとも治療を必要とする患者への対応を最優先する
 14.看護師から経営トップまで、あらゆるユーザーに個人使用にカスタマイズしたダッシュボードと役割に基づくレポートを提供することにより、適切な意思決定を行うための必要な情報を適時に、適切な文脈において提供し、正しいデータに基づいて業務を行うことができる
 15.治療環境や方法の調整と介入、患者の状態に応じた治療環境の移行選択 (ケア・トランジション) についての評価、再入院のリスク分析結果などを追跡調査して、個々の患者の症例を効率よく管理する
 16.災害脆弱性分析
 17.多様な疾患の治療コストを分析できる。地域ごとの病院のデータ分析、患者1人あたりの平均コストについての情報の分析が容易にできる。次にジオアナリティクス機能を使って、もっとも優先的にコスト削減を行うべき地域を特定できる。
 18.再入院率が高くなりそうな患者を把握できる。性別、治療の平均コスト、患者の病歴などのデータを分析することによって、再入院の確率が高くなる患者の特徴をグルーピングできる
 19.患者の属性データ(年齢、性別、職業など)をドリルダウン分析し、表面に現れにくい洞察を発見する。例えばある地域、ある期間において、25歳から45歳の男性患者は、治療費が急激に上昇する。このような洞察をさらに分析してより役立つ洞察を取得することができる。 
 20.患者の再入院率やさまざまな疾患を交差分析する。患者の治療費の合計、再入院率、診断を総合的に分析することによって、もっとも罹患率の高い患者群や、長期間にわたってもっとも高額な治療費がかかる治療の条件、もっともコストがかからない疾患における洞察や傾向を発見できる

 はじめに述べたとおり、これらのメリットはITが管理統制する全社統制型のBIツールを使うと達成できます。適切なBI活用モデルにより医療機関におけるBIプロジェクトの成功を確実にすることができます。別の機会に詳しくご説明しましょう。

 医療機関における全社統制型BIとは

 BIプロジェクトの適切な導入はどの企業でも大きな課題です。医療機関では扱うデータの性質により、BI導入時に一般企業よりも大きな課題に直面しています。医療機関では、患者の記録や患者の財務情報など非常に慎重に扱うべき情報を生成し、収集、分析しています。これらデータの大半は非常に厳格なプライバシールールによって規制されています。例えば、アメリカの「医療保険の携行性と責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act (HIPAA)」は、院内で扱うデータに関して特に厳格なセキュリティと特別な管理を要求しています。

 一部のユーザーだけが非公開の患者記録を見ることができます。医療機関はこれまでBIチームを組織する多様なモデルを試みてきました。最高医療責任者、最高財務責任者、最高執行責任者の監督のもとに特別なBIチームを組織している医療機関もありますが、このやり方では結果的に、分断されたデータサイロを作ることになってしまいます。それは、各チームがそれぞれ別々の担当者と作業し、それぞれ独自の部署のデータを使ってデスクトップPC上でのみ作業し、データを編集し、コメントを書き、分析を行うため、データを相互に共有することがないからです。データはアーカイブ上に分断されて保管され、それぞれ別々の管理部門、医師、診療科、病院によって管理されます。その結果、ユーザーは機密情報を共有することを恐れて、情報を共有しようとはしません。しかし、もし院内でこうしたデータを効果的に共有していれば、組織全体にとって多大な恩恵をもたらす可能性があります。

 洞察を発見できても、1つのチーム内にとどまり、共有されることがありません。この場合、データをマージしようとしても不可能です。またこのようにデータをマージしようとする試みが失敗するときに、バージョンの異なる同じファイルが数多く存在することに気がつきます。つまり同じテーマに関して「真実」であると主張されている分析結果に、数多くのバリエーションが存在することに気づきます。

 これがデータの混沌です。企業では、データの混沌を放置してはならないことはだれもがわかっていますが、医療機関の場合はさらに深刻であり、患者の生命を危険にさらすことにもなりかねません。もし同じ患者について10人がそれぞれ異なる情報を保存しているとすると、どうなるでしょう。どの情報が正しい情報かがわからなくなってしまいます。

 シングルバージョンオブトゥルース(single version of the truth)を確保しながら、同時にデータセキュリティに加えて、データプライバシーも確保することは、一見、不可能なように見えます。しかし方法はあります。情報は、すべてのユーザーが使用するために単一のウェブソリューション上で更新しなければなりません。データへのアクセスを許可されたユーザーと許可されないユーザーをIT部門が監督することが必要です。最善のソリューションとは、IT部門が管理する全社統制型の環境でBIユーザーがデータを分析することができるソリューションでしょう。つまり洞察や資源を部門間で共有できますが、IT部門がデータ全体を管理統制するというソリューションです。(IT部門がデータを確実に保護し、アメリカの「医療保険の相互運用性と責任に関する法律」などの規制順守が前提です。)さまざまな部署のユーザーがデータ分析の恩恵を受けますが、どのデータを公開しどのデータを秘匿情報とするか、どのユーザーがどのデータを利用するかは、IT部門が指定します。このような方法を使うとデータプライバシーとシングルバージョンオブトゥルースを確保できるでしょう。IT部門はユーザーを支援し必要なリソースを提供します。

 IT部門が管理統制する全社統制型のBI導入によってデータの一貫性が確保できます。すなわち組織内のさまざまな部門のユーザーが同一の数値データ、実績、行動規範、実務を参照することができます。また、患者のインデックスや記録、診断コード、手順コードなど医師が扱うあらゆるデータの一貫性を確保することができるでしょう。

 Nectoを導入すべき理由

 Nectoはセキュリティ対策が万全な、ただひとつの最新鋭の全社統制型ソリューションです。医療機関が保有するデータのシングルバージョンオブトゥルースを維持し、BI活用の成功を可能にします。

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